委員長あいさつ

県職労(奈良県職員労働組合)は、奈良県で働く仲間にとって必要な活動を行っています。

 

組合は、労働条件を改善するために団結・連帯して行動する組織ですが、大きくわけて二つの機能があります。

 

一つは、組合員個人の労働条件を守ることです。
超勤手当が払われない、病気休暇が認められないなど、様々な声を組合員から聞きます。
労働者ひとりひとりでは、当局(組織)に対して強い存在ではありません。
組合があり、当局をチェックするからこそ、制度や法律がきちんと運用されるようになります。

 

もう一つは、職員全体の労働条件について交渉することです。
組合に対して、
「私は困っていない」「今は必要がない」という意見も聞きます。

 

民間でも公務でも、従業員の過半数を代表する組織がなければ、制度を新設することも、良い方向へと変更することもできません。それどころか、制度が悪いように変えられてしまいます。
今まで組合員の先輩方が声をあげ、一歩ずつ改善に向けて運動や活動をしてきたからこそ、今では当たり前となっている育児休業制度、フレックスタイム制度など、様々なことが労使交渉を通じて実現されています。

 

地方公務員法が改正されれば、公務員の労働組合にも協約締結権が回復します。
県職労は、組合員の総意をきちんと主張し、当局と対等に交渉できるよう、引き続き団結・連帯を強め、難局に立ち向かわなければなりません。

 

奈良県をより良くしていくためには、組合員のみなさんの力が必要です。

一緒にがんばりましょう。

 

奈良県職員労働組合
 中央執行委員長代行 岡山 昌史

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